東京為替:ドル・円は下げ渋り、本邦勢の押し目買いで

通貨
2018年3月15日 12時11分

15日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。105円台に値を下げる場面では本邦勢の押し目買いが観測され、106円台に戻した。

前日の海外市場で米トランプ政権の保護主義的な通商政策が嫌気され、ドル売りに振れやすい展開。ドル・円は、日経平均株価が前日比約200円安を手がかりに106

円を割り込み、一時105円80銭台まで弱含んだ。

ただ、国内の実需筋による買戻しがみられ、ドルはその後値を戻す展開に。また、ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏ながら下げ幅を縮小しており、ドル・円、クロス円とも目先の日本株の反転を期待した円売りに振れそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円83銭から106円36銭、ユーロ・円は130円98銭から131円54銭、ユーロ・ドルは1.2365ドルから1.2384ドルで推移した。

【要人発言】

・カドロー米国家経済会議(NEC)次期委員長

「(ドルが)さらに10%下落する状況は望まない」

「ドルは現状よりも若干高い水準が望ましいが、安定が重要だ」

《MK》

提供:フィスコ

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