新興市場銘柄ダイジェスト:メタップスが大幅反発、富士マガはストップ高

材料
2018年3月15日 15時46分

<3071> ストリーム 130 +11

朝方に一時153円まで急伸。18年1月期決算を発表している。営業利益は前期比49.3%減の0.95億円となり、今月9日に発表した修正予想どおり着地した。一方、19年1月期の通期業績については営業利益で同2.2倍の2.07億円との見通しを示しており、ポジティブ視されたようだ。主力のインターネット通販事業では、売れ筋商材の確保とアイテム数の充実、在庫の適正化、市場トレンドである外部サイトの活用を引き続き推進する。

<3931> バリューゴルフ 3195 -465

8日ぶり大幅反落。18年1月期決算を発表している。営業利益は前期比77.7%増の1.65億円となり、従来予想(1.70億円)をやや下回ったものの大幅な増益で着地した。また、19年1月期の通期業績については営業利益で同30.4%増の2.15億円との見通しを示している。ただ、17年2-10月期を営業利益1.16億円(前年同期比2.2倍)と順調に通過しており、市場の期待は一段と高かったようだ。本日は発表を受けて売りがかさんだ。

<6172> メタップス 2805 +287

大幅反発。グループ子会社のpringが提供するお金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」が、みずほ<8411>、みずほ銀行、東邦銀行<8346>が共同で取り組むキャッシュレス決済促進に関する構想の実現性を検証する実証実験において採用されることが決定したと発表している。本実証実験の開始時期は今年6-7月をメドとしており、実施場所は福島県富岡町周辺の施設・店舗から順次浜通り地域に拡大予定としている。

<3138> 富士マガ 1392 +300

ストップ高比例配分。電通<4324>とデジタル雑誌の取次、デジタル雑誌の記事配信サービスを共同で行うことを目的として、合弁会社magaportの設立に向けて協議を進めると発表している。出資比率は同社が51%、電通が49%。3月中に設立し、5月上旬に事業開始する予定となっている。同社は出版社の収益源拡大のため、出版社のデジタル分野への展開強化を支援する「第二の矢」戦略を推進している。

<3624> アクセルM 1601 +300

ストップ高比例配分。仮想通貨及びブロックチェーン技術を活用したオンラインエンターテインメント事業を開始すると発表している。今春にはユーザーがDApp(ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション)関連の情報収集を容易にするためのメディア「BLOCKCHAINgame.jp(仮)」のリリースを、また春から夏にかけて独自DAppの提供を予定している。独自トークンの発行についても検討していくという。

<4565> SOSEI 9590 +160

反発。みずほ証券では、同社が3月14日に開催した個人投資家向け説明会についてポジティブな印象としている。今後2年で臨床入りさせる自社パイプラインについて、これまで開示された2つに加え4つのプログラムが明らかになり、ポテンシャル拡大を評価しているもよう。この説明会は、英子会社ヘプタレス・セラピューティクスの共同創業者で17年のノーベル化学賞受賞者であるリチャード・ヘンダーソン博士を招いて開催された。

《DM》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.