ビットバンク、仮想通貨を貸して増やすサービスを開始へ【フィスコ・ビットコインニュース】
プロトレーダー向け取引所ビットバンクが15日、「仮想通貨を貸して増やす」サービスを4月より開始することを発表した。同社は、顧客と仮想通貨貸借取引契約を締結することによって、最大5%の料率を乗じた仮想通貨を利用料として1年後に取得できるようにする。
まずは、ビットコイン(BTC)のみの貸し出しを可能にし、順次その他の仮想通貨についても対応していき、将来的にはイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)のほか、ライトコイン(LTC)やモナコイン(MONA)など同社の取り扱うすべての仮想通貨を貸し出す方針だ。
同様の仮想通貨レンディングサービスは、大手仮想通貨取引所コインチェックも「貸仮想通貨」という名で行っていた。昨年1000%を超える上昇劇をみせたBTCをはじめとする仮想通貨について、含み益にかかる税金や年初からの下落を受けて抱えた含み損が敬遠され、現金化せずに置いている投資家のニーズを取り込むことが期待されよう。
《SK》
提供:フィスコ