伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月20日記)
日経平均株価は、昨晩の225先物が大きく下げたことで、本日の寄り付き値が昨日の終値から大きく下放れて始まると考えられます。
昨日の下げと本日寄り付きでの一段安は、2月6日以降が底入れ型ではなく、下降途中の中段もちあいであることを示唆する動きです。
そのため、本日は3月5日の安値2万0937円前後で下値堅く推移する展開とならず、2万0937円割れをきっかけにして、引けにかけて、大きく下値を掘り下げる動きになることも考えておきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
株探ニュース