<動意株・23日>(前引け)=東亜建、ホープ、シンワワイズ

材料
2018年3月23日 11時42分

東亜建設工業<1885>=大幅反発。同社は22日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、営業利益を25億円から28億5000万円(前期比54.0%減)へ、純利益を8億円から17億5000万円(前期74億3800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。主に海外の受注高が予想を下回ったことから売上高は1730億円から1570億円(同6.1%減)へ下方修正したが、工事の採算性が改善したことが利益を押し上げた。また、為替差損の発生額が当初見込みから改善したことも最終利益押し上げに貢献した。同時に、従来10円を予定していた18年3月期の期末一括配当を10円増額して20円にすると発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、前期は無配だった。

ホープ<6195>=大幅高。同社は22日、経済産業省資源エネルギー庁による小売電気事業者への登録が完了したことを受け、電力小売事業に本格参入すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。サービス名称は「GENEWAT(ジェネワット)」で、自治体の新電力事業者への切り替え実施を後押しする方針。同社は現在、既存事業で提携している約800自治体の経費削減支援ならびに取引企業にさらなる価値を提供できるよう、自治体に特化したさまざまなサービスを開発・提供するとしている。

Shinwa Wise Holdings<2437>=続急騰。同社は近代美術などのオークションを企画・運営を祖業とするが、現在は子会社などを通じての太陽光発電やバイオマス発電事業が収益の主柱を担っている。また、訪日外国人向けに国内提携病院を紹介する事業や、海外不動産販売の紹介事業など多角化を推進、18年5月期営業利益は前期比18.7%増の4億3200万円を会社側では見込む。直近は、ブロックチェーン技術を活用した美術品登録サービスを展開するレジストアートと資本・業務提携を締結、今後の業容拡大期待が短期資金を呼び込む形となっている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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