伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月3日記)
日経平均株価は、2月以降の上値、下値を切り下げるジグザグの動きを経過して、下げが勢いづくなら、昨日の高値がきっかけに、現在が勢いの強い下げ場面へ入っているという見方ができます。
2月以降のジグザグが下値堅い場所を探る動きなら、目先はいったん2万1000円以下へ下げた後、すぐに2万1000円以下での下値堅さを確認する動きがあらわれると考えられます。
本日は、寄り付き値で2万1000円付近まで下げると考えられるので、寄り付き後、上下どちらへ向かうかによって、現状が見えてきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
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