日東電工が3日ぶり反発、国内大手証券が投資評価を「1」に引き上げ
日東電工<6988>が4日ぶりに反発している。SMBC日興証券が4日付で、投資評価を「2」から「1」としたことが好材料視されているようだ。
同証券によると、株価が17年11月の上場来高値1万1750円から約3割下落したのは、ハイエンドスマートフォン向け部材の在庫調整を懸念しての下落と考えられるが、スマートフォン向けディスプレー材料の成長性や核酸医薬のアップサイドポテンシャルを考慮すると、株価は割安と判断できると指摘。19年3月期ガイダンスは、足もとのハイエンドスマホの在庫調整や円高傾向もあり保守的な内容が予想されるが、同証券ではハイエンドスマートフォンの数量前提を見直し、ディスプレー材料の売り上げ予想を引き上げており、ネガティブニュースフローは18年3月期決算で出尽くし、19年3期下期にかけて、業績は急速に回復、それに伴い株価も上昇基調に転ずると見込んでいる。なお、目標株価は1万1600円から1万1400円へ引き下げている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年04月06日 07時47分