ジンズは大幅反発、18年8月期業績予想を下方修正も3月国内既存店売上高の大幅な伸びを好感
ジンズ<3046>は大幅反発し年初来高値を更新。同社は5日の取引終了後、18年8月期の連結業績予想について、売上高を553億6000万円から544億4400万円(前期比7.9%増)へ、営業利益を66億円から61億7700万円(同14.3%増)へ、純利益を38億円から33億3400万円(同20.5%増)へそれぞれ下方修正した。
国内アイウエア事業で、昨年9月に発売した秋冬物の新作「JINS×TIME」シリーズの販売不振などに伴い一式単価が想定を下回ったことが要因。また、通販サイトや中古市場の台頭などを受けて、雑貨事業が苦戦していることも響いた。
同時に、3月度の月次売上状況(速報)を発表しており、既存店売上高は前年同月比10.1%増と3カ月連続で前年実績を上回った。花粉の飛散がピークを迎えたことを受けて、「JINS 花粉CUT MOIST」をはじめとした花粉対策用商品が好調に推移したほか、3月22日に発売した1本で簡単にメガネにもサングラスにもなるアイウエア「JINS Switch(ジンズ・スイッチ)」が好評だったことが寄与している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)