新興市場銘柄ダイジェスト:SOUが大幅反発、ブティックスはストップ高

材料
2018年4月6日 15時25分

<6469> 放電精密 1805 +265

3日ぶり大幅反発。2019年2月期の連結業績予想は増収増益となり、営業利益が前期比約2.45倍の9億5400万円に急拡大すると発表している。航空機エンジン部品の売り上げが増加することに加え、金型事業が好調に推移する見通し。18年2月期の業績を圧迫した成田事業所の爆発火災事故に伴う代替生産が解消されることも収益を押し上げるとみられている。

<6312> フロイント 918 -2

買い先行もマイナス転換。2019年2月期連結業績予想で営業利益が前期比3.6%減の19億円になると発表。18年2月期は3.4%減の19億7100万円で減益基調が続くものの、微減にとどまる見通し。医薬品業界では、薬価改定など医療費抑制策の強化が広がっており、市場の成長鈍化が懸念されており、製薬用の機械設備を柱とする同社収益を圧迫するとみられており、利食いが優勢となったもよう。

<9270> SOU 7190 +250

大幅反発。5日の大量保有報告書で、「ひふみ投信」などの運用を手掛けている独立系の投資信託運用会社レオス・キャピタルワークスの保有割合が45万1800株(保有割合7.48%)に達する主要株主になったことが明らかになり、買い材料視された。報告義務発生日は3月30日。同社は、中国向けの越境ECアプリを使った自社ブランドの販売を本格化させており、今後の業績上振れ期待も買い安心感を生んでいるようだ。

<9272> ブティックス 4820 +700

連日のストップ高。3日にマザーズに上場したが買い殺到で取引成立せず。4日に公開価格(1350円)の約2.38倍となる3210円で初値を付けた後も買いの勢いが衰えていない。最近のIPO銘柄を物色する流れから、個人を中心とする投資資金が集まっている。需要拡大が見込まれる介護業界に特化して商談型展示会やM&Aを取り扱うとあって、今後の成長に対する高い期待も株価を押し上げる要因になっているようだ。

《DM》

提供:フィスコ

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