カチタスは急反発、空き家市場開拓しリノベーションビジネス加速へ

材料
2018年4月19日 9時36分

カチタス<8919>は6日ぶり急反発、17日ザラ場に大口の売りが出たものの長い下ヒゲをつけバランスを立て直し、きょうは満を持して切り返しに転じている。日米間の貿易摩擦の問題などを嫌気して主力輸出株に買いが入りにくい環境にあるが、一方で内需系銘柄には根強い買いが入り、とりわけ不動産流動化関連など低金利環境を強みとした中小型株に物色の矛先が向いている。

同社は戸建てのリノベーション販売で業界トップシェアを誇り、業績は18年3月期営業利益段階で前期比40%増益見通しと絶好調だ。地方都市郊外の戸建て住宅を中心に安い値段で仕入れ、リフォームして高く売却するビジネスモデルで、昨年来地方圏の地価が上昇傾向にあるなか追い風が意識される。「地方都市には既に650万戸の空き家があり、さらに年間60万戸ペースで増加している状況。同社にとって市場開拓余地は大きい」(国内中堅証券)との見方が株高を後押ししている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.