hina:相場で学んだ投資のコツを解説【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2018年4月30日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家hina氏(ブログ「hinaの株ブログ」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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みなさんこんにちは。FISCOソーシャルレポーターのhinaです。

さて、株式投資の成功のポイント、皆さんはご存知でしょうか?一般的には「売買のタイミング」だと言われていますね。今回は私の投資の失敗から学んだ「コツ」を述べてみたいと思います。

この“タイミング”は人それぞれ違います。ザラ場(寄付から引けまでの間の取引時間)での売買が可能な人はリアルタイムで臨機応変に対応できます。しかし、お仕事などでお昼休みや夜にしか相場を見られない人は、その日の結果を見てからの投資判断となってしまいます。

ですので、こうした方は短期に動く銘柄を避けて、中長期的に成長が期待できる銘柄を狙うことをお勧めします。

最近のネット系主体の新興市場などは特に値動きが荒く、一日で乱高下する銘柄が非常に多くなってきています。それだけに売買のタイミングが難解ですので、買い場も売り場も逃しやすくなっています。

一日の流れを見ていると、前場の買い気の強い時間帯は9時から10時くらいまでで、その後は株価がダレ始めことが多いように感じます。後場も同様に、始まりから1時間も経つと買いが続かなくなりがちです。

こうした時間帯習性を利用して売りたい場合は、始まりから1時間以内、買いたい場合は1時間半後辺りが平均して売買のタイミングを計ると良さそうですね。

次に下げ相場で学んだ対処法ですが、保有している株がズルズルと下がり始めて基本的な5日、25日、75日の移動平均線を割り込んできたときは、デイトレ的感覚の人は全て投げてしまうようです。しかし、まずは落ち着いて持ち株の1/3を外すようにして、残りを様子見します。

どんなに内容や将来性が期待されていても、それでも下がってしまうときがありますね、その場合は一旦、損切りをして再度買うようにします。「下値のクロス」売買です。

損切りすれば税金対策(還付など)にもなりますし、往々にして「売りたくなったところが底値、買いたくなったところが天井」という投資家の心理状態からいって相場の転換点でもあるからです。

株価が思わぬ高値をつけて気持ちが高揚したところの多くが高値圏で、思わぬ安値をつけて気持ちが絶望感に苛まれたときが底値だった。ということは投資家のどなたも経験することかと思います。

最後に私なりに短期的に上昇しそうな銘柄を見つけるコツを記載してみます。

短期ですのでデイトレやスイング売買となりますが、まず前場始まりの9時半頃までに値上がり率上位30銘柄(ネット系証券では上昇ランキングがリアルに見られます。)

まず1位から20位くらいはすでに上がっているのでパスします。

私は20位から30位の上昇ランキングの中から、出来高を伴って新しく顔を出してきた銘柄をピックアップして日足線、週足線を見て株価がどの位置にいるかを確認します。

そこで陽線が立ち始めたものであれば、打診買いをして様子をみます。そこから上がってしまえばあとは売り場を探せばよいのであって、下がれば買い下がりするようにします。

比較的、短期的上昇銘柄を見つけやすい売買テクニックではないかと思っています。

株式投資はエンドレスです。相場は続いていきますし、チャンスもまた必ず訪れると信じています。少しでもみなさまの参考になれば嬉しく思います。それではまた。

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執筆者名:hina

ブログ名:hinaの株ブログ

《HT》

提供:フィスコ

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