FP川畑明美:個人投資家ママが子どもに教える就職先の探し方【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2018年4月30日 12時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家FP川畑明美氏(ブログ「たった6年で2,000万円貯めた確実な方法」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年4月24日11時に執筆

こんにちは、川畑です!私が投資の勉強を始めたのは、子どもが「中学受験をしたい」と言ったことがきっかけです。学費を調べてみると、とても貯金だけの貯蓄では間に合わないと感じ、金融商品の勉強を始めました。そして、たった6年で2,000万円とアパート1棟持つことができました!!!

是非、「お金を働かせる」方法を皆さんにも知ってほしいと思っています。今日は「個人投資家ママが子どもに教える就職先の探し方」について解説します。

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「学校でお金のコトを教えてくれない」とネットで検索しても、書店に行っても目にします。ところが、私の子ども達の学校での授業内容を聞いていると、小学校の家庭科でお金のヤリクリのテストがあったり、中学校ではバーチャルで株を買う体験をしたり、高校生になってからは自分の将来の職業を考えるレポートがあったりして、まったく教えていないことは無いという印象があります。もちろん、数学や英語のように、受験で出題されない科目なので、印象に残っていなくて「覚えていない」だけかもしれませんね。

今年の4月に高校1年生になった長女は、家庭科の課題で将来の夢を考えるレポートを作っています。どんな職業について、どこに住み、どんな家庭を作っていくのか。期末テストのかわりにレポートを書くようなのです。

長女のプランでは、20代で結婚し出産して仕事も続けたいとのこと。そして母である私にも育児を手伝って欲しいので、いま住んでいる地域に住みたい…… そのくらいのプランはできているようです。

その続きで煮詰まっていたので、得意な教科や好きな教科を聞きました。地理が大好きで成績も良いので、その知識を活かしたいようなので、都市開発の仕事や不動産販売の仕事なども提案してみました。

そして、株式投資で調べる企業情報を見ながら、初任給や平均年収も調べました。決算書の内容も教えながら一緒に調べました。就職するのでしたら、成長性が高い企業の方が

将来貰えるお給料も上がる可能性があります。

株式投資で成長率を調べるのと同様に、今後の成長率は「営業利益率」を調べました。営業利益率は、営業利益÷売上高で算出できます。営業利益や売上高は、株価情報サイトの

業績のページに掲載してありますので、簡単に調べられます。

この営業利益率が年々増加している企業は、成長率も高いのです。私は銘柄を探す時、特に中小型の銘柄の場合、成長性を調べるようにしていますが、営業利益率が年々上がっている銘柄は、それに連動するように株価も上がる傾向が高いのです。

そこから、就職したい会社が具体的になってきたので「有価証券報告書」を見て平均年収が年々上がっている会社かどうかもチェックしました。

将来の夢を考えると言うことは、お金の使い方を考えることでもあります。将来手に入れるであろう収入を調べておくことは、大事ですよね!

個人投資家の知識を活かして、子どもが将来お勤めしたい会社を調べてみました!株式投資をしていると意外にも、役立つことありますね。それでは、また次回の記事をお楽しみに!

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執筆者名:FP川畑明美

ブログ名:たった6年で2,000万円貯めた確実な方法

《HT》

提供:フィスコ

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