5月2日のNY為替概況

通貨
2018年5月3日 4時36分

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円04銭まで上昇後、109円60銭まで反落し、109円80銭で引けた。

米国の4月ADP雇用統計が予想を上回ったほか、米財務省が発表した今四半期の資金調達詳細で、入札規模が前回から増えたため金利上昇を見込むドル買いに拍車がかかった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利を据え置いたが、声明も前回会合から大幅な修正なく、予想ほどタカ派色が強まらなかったため、ドルは伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1953ドルへ下落後、1.2026ドルまで反発し、1.1980ドルで引けた。ユーロ圏経済の失速で早期の政策正常化観測が後退し、ユーロ売りに拍車がかかった。

ユーロ・円は、131円91銭から131円35銭へ下落。株安を嫌ったリスク回避の円買いが続いた。

ポンド・ドルは、1.3665ドルから1.3574ドルまで下落。

ドル・スイスは、0.9989フランから0.9941フランのレンジでもみ合った。

[経済指標]・米・4月ADP雇用統計:前月比+20.4万人(予想:+19.8万人、3月:+22.8万人←+24.1万人)【金融政策】・米連邦公開市場委員会(FOMC)・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を、1.50-1.75%に据え置き決定

《KY》

提供:フィスコ

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