米スクエア、1Qに3410万ドル相当のBTCを売却【フィスコ・ビットコインニュース】

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2018年5月3日 8時10分

米国のモバイル決済企業Square, Inc.(スクエア)は2日、1-3月期の決算を発表し、6.69憶ドルの純収入を計上した。前年同期比で45%増益となる。1株利益は6セントと、市場の予想に一致した。しかし、4-6月期の修正後1株当たり利益(EPS)見通しが市場予想を下回ったため、株価は6%以上下落した。ビットコインビジネスも今のところ、投資家の怒りを鎮めることはできないようだ。

スクエアは、今年1月に、スマホアプリを使ってユーザー間での送金が可能な送金アプリ「Cash App」でビットコイン取引への対応を開始。スマートフォーンの画面からビットコインを気軽に売買することを可能にした。スクエアは1-3月期に、総額3410万ドルのビットコインを売却したことも明らかにしている。しかし、購入に3390万ドルを費やしているため、調整後収益は20万ドル(日本円で約2200万円)に過ぎない。

また、空売りで知られるシトロンリサーチが「ビットコインビジネスはばかげている」と、スクエア株を売り推奨したことも同社株の売り圧力となっている。シトロンリサーチのアンドリュー・レフト氏はツィートで、短期的な同社目標株価を30ドルに設定している。

《KY》

提供:フィスコ

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