5月3日のNY為替概況

通貨
2018年5月4日 4時49分

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円38銭から108円93銭まで下落し、109円20銭で引けた。

米・4月ISM非製造業総合景況指数が予想を下回ったほか、米中通商協議を警戒し、リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となった。その後、ホワイトハウスのエコノミストが第1日目の米中通商協議が順調であったことを明らかにすると、リスク回避の動きが緩和した。

ユーロ・ドルは、1.1949ドルへ下落後、1.2004ドルまで反発し、1.1990ドルで引けた。ユーロ圏インフレが予想外に低下し、1年ぶり低水準になったため、欧州中央銀行(ECB)の早期の政策正常化への思惑が一段と後退し、ユーロ売りに拍車がかかった。

ユーロ・円は、130円27銭まで下落後、131円14銭まで反発。欧日金利差の拡大観測が後退し、ユーロ売りが継続した。

ポンド・ドルは、1.3608ドルから1.3538ドルまで下落。

ドル・スイスは、0.9963フランから0.9999フランへ上昇した。

[経済指標]・米・3月貿易収支:-490億ドル(予想:-500億ドル、2月:-577億ドル←-576億ドル)・米・先週分新規失業保険申請件数:21.1万件(予想:22.5万件、前回:20.9万件)・米・失業保険継続受給者数:175.6万人(予想:183.5万人、前回:183.3万人←183.7万人)・米・1-3月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+0.7%(予想:+0.9%、10-12月期:+0.3%←0.0%)・米・1-3月期単位労働コスト速報値:前期比年率+2.7%(予想:+3.0%、10-12月期:+2.1%←+2.5%)・カナダ・3月貿易収支:-41.4億加ドル(予想:-22.5億加ドル、2月:-29.3億加ドル←-26.9億加ドル)・米・3月耐久財受注改定値:前月比+2.6%(速報値:+2.6%)・米・3月製造業受注:前月比+1.6%(予想:+1.4%、2月:+1.6←+1.2%)・米・4月ISM非製造業総合景況指数:56.8(予想:58.0、3月:58.8)・米・4月サービス業PMI改定値:54.6(予想:54.5、速報値:54.4)・米・4月総合PMI改定値:54.9(速報値:54.8)

《KY》

提供:フィスコ

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