NY為替:米中通商協議に対する警戒感低下でドル売り一服

通貨
2018年5月4日 6時23分

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円38銭から108円93銭まで下落し、109円19銭で引けた。米・4月ISM非製造業総合景況指数が予想を下回ったほか、米中通商協議を警戒し、リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となった。その後、ホワイトハウスのエコノミストが第1日目の米中通商協議が順調であったことを明らかにすると、リスク回避の動きは縮小した。

ユーロ・ドルは、1.1949ドルへ下落後、1.2004ドルまで反発し、1.1989ドルで引けた。ユーロ圏インフレが予想外に低下し、1年ぶり低水準になったため、欧州中央銀行(ECB)の早期の政策正常化への思惑が一段と後退し、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、130円27銭まで下落後、131円14銭まで反発。日欧金利差の拡大観測が後退し、ユーロ売りは継続した。ポンド・ドルは、1.3608ドルから1.3538ドルまで下落。低調な経済指標を受け、利上げ観測がさらに後退し、ポンド売りに拍車がかかった。ドル・スイスは、0.9963フランから0.9999フランへ上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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