個人投資家株道氏:5月相場はIPOより自社株買い銘柄を狙え【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2018年5月4日 17時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株道氏(ブログ「株道-人に教えたくない私の相場帳-」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2018年4月27日20時に執筆

先日のIPO(新規公開)で、AI開発のHEROZ<4382>が初値でいきなりテンバーガー(10倍株)となりました。ゴールデンウィーク前に400万越えの利益は羨ましい限りですが、IPOに当選するのは宝くじに大当たりするか如く難しいと言わざるを得ません。それでも、ほぼノーリスク、無料で夢が買えるのですから、IPOは宝くじよりは現実に近い夢を見させてくれるというのは間違いなさそうです。ただ、しばらくは新規公開銘柄が少なく、テンバーガーの後ですから、IPO市場では激戦が続くと思われます。

さて、5月相場には実は知る人ぞ知るさらに勝つ確率の高い投資手法が存在します。ハズレることも当然ありますから、投資するなら自己責任。あくまでも「投資よもやま話」程度に聞いて頂きたいと思います。

5月は企業決算シーズンにあたり、それに伴った「自社株買い」の発表が一年の中でも最も出やすい月という特徴があります。

一例を挙げますと、自社株買いの常連企業、コムシスHD<1721>がわかりやすいと思います。週足チャートをご確認下さい。毎年、自社株買いを期待した買いが先回りで入っています(もちろん株価上昇の理由はそれだけではないですが)。

自社株買いをする企業は、資本余力がありROE(自己資本利益率)を高めるためにやっていますから、海外投資家からも長期投資先として魅力的に映ります。また、自社で買うほどの株価水準ですから、「まだまだ株価は割高ではない」という将来の業績への自信の表れとも受けとめられます。こういった背景から、連続して自社株買いする企業は有望なのです。

このほかにも、勝ち組は勝つための投資手法をいくつも持っています。参考までに私のブログにも訪問して頂ければ幸いです。皆さんも、自社株買いの発表があるかもしれない、過去連続して自社株買いを行なっている企業を探してみてはどうでしょうか。

----

執筆者名:株道

ブログ名:株道-人に教えたくない私の相場帳-

《HT》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.