市光工は一時20%高、高付加価値製品堅調で18年12月期業績予想を上方修正
市光工業<7244>は急反騰して一時、前日比242円(20.7%)高し、上場来高値を更新している。8日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を1330億円から1350億円(前期比43.5%増)へ、営業利益を73億円から84億円(同2.1倍)へ、純利益を61億円から73億円(同92.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
足もとで新規立ち上げ製品や、LEDランプ、カメラモニターシステムなど高付加価値製品の販売が堅調に推移し、国内の売上高が増加していることが業績を押し上げる。これに加えて、ASEAN子会社の業績回復や持ち分法による投資利益などで一過性の利益を計上し、第1四半期業績が計画を上回ったことにより上方修正したという。
なお、同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高378億200万円(前年同期比32.4%増)、営業利益38億1000万円(同5.3倍)、純利益32億9900万円(同5.7倍)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)