プレサンスコーポレーション---18/3期は8期連続増益、過去最高を更新。19/3期も2ケタ増収増益見込む

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2018年5月11日 9時03分

プレサンスコーポレーション<3254>は10日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比32.6%増の1,340.59億円、営業利益が同30.1%増の203.62億円、経常利益が同28.8%増の198.58億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.7%増の137.57億円となり、2018年2月7日に公表した上方修正数値を上回っての着地となった。8期連続の2ケタ増益、過去最高を更新となり、引き続き好調な決算を確認できた。

マンション販売事業では、売上高が前期比29.6%増の1,229.26億円となった。主力のファミリーマンションは販売数量、売上ともに引き続き好調に推移し、収益拡大に寄与した。また、一棟販売も仕入れ強化によって大幅増となった。さらに、2018年3月期から売上計上を開始したホテル販売も好調に推移したようだ。2019年3月期以降のさらなる収益貢献が期待されよう。

受注の進捗状況としては、2019年3月期スタート時点で、マンション販売事業の通期売上高予想1,444.92億円の77.9%に当たる受注を既に確保済みである。

配当については、前期比8.25円増配の29.40円で3期連続の増配となった。2019年3月期は同5.60円増配の年間35.00円(中間17.50円、期末17.50円)を見込んでいる。また、配当方針として、従来方針の「毎年10%以上の営業利益成長による配当原資の拡大」に加えて、「配当性向:5年以内に20%へ段階的に引上げ」と「配当総額:前年比15%以上の増額」を掲げた。株主還元に対する同社の積極的な配当方針は評価に値するだろう。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比13.7%増の1,524.71億円、営業利益が同20.5%増の245.41億円、経常利益が同19.2%増の236.61億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.3%増の161.32億円としている。

《MH》

提供:フィスコ

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