エヌビディアCEO、仮想通貨マイニング関連ビジネスがピークとの見通し【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年5月12日 1時49分

米国の半導体のエヌビディア(NVDA)は10日マーケット終了後に2-4月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れた。収益は前年比で65.5%増。ゲーム関連は68%増、AIやVRは22%増、データセンターは71%増。また、仮想通貨関連の需要は非常に強く、OEMやIPの収益は148%増となった。売上のうちほぼ3億ドルを仮想通貨関連の売り上げが占めた。

同社株は決算発表前、史上最高値を更新していた。しかし、その後、エヌビディアの決算が予想を上回ったにもかかわらず、ジェン・スン・フアン(社長兼CEO)が決算報告の電話会議の際、今期の仮想通貨の売り上げが、次期第2四半期にはおおよそ3分の2減少することになるだろうと、悲観的な見通しを発表。仮想通貨のマイニング関連ビジネスがピークをつけたとの見通しを示した。このため、同社株は史上最高値水準から2%超下落した。

エヌビディア(NVDA)の株価は昨年100%以上上昇。仮想通貨が今後、同社に貢献するか足を引っ張ることになるのか見方が分かれる。同社株の最大のリスクは、仮想通貨とAIだと、ストラティジック・ウェルス・パートナーズのマーク・テッパー氏はのべた。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.