SECカーボに買い殺到、今期経常は7.3倍増で11期ぶり最高益更新へ

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2018年5月14日 9時10分

SECカーボン <5304> [東証2]が買い気配でスタート。11日大引け後に発表した18年3月期の連結経常損益は11.5億円の黒字(前の期は26.2億円の赤字)に浮上して着地。続く19年3月期の同利益は前期比7.3倍の84億円に急拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

今期は世界的な電極需給の逼迫を背景に、黒鉛電極の販売数量が増加するうえ、販売価格も上昇し、人造黒鉛電極事業の売上高が前期比2.8倍の181億円に急拡大する計画だ。前日終値ベースの予想PERが16.8倍→5.1倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

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