カルビーは３日続伸、シリアル事業伸び１９年３月期営業利益１０％増見込む

カルビー<2229>は３日続伸。１１日取引終了後発表した１９年３月期連結業績予想で、売上高２５５０億円（前期比１．４％増）、営業利益２９５億円（同１０．０％増）、純利益１９０億円（同９．６％増）と２ケタ営業増益を見込み、年間配当は前期比６円増の４８円を予定していることが好感されている。

前期は馬鈴しょの調達不足によりポテト系スナックの生産・販売に影響が生じたが、今期は通年で生産・販売が可能となることで、主力の国内スナック事業は売り上げが回復する。また、「フルグラ」の国内需要拡大と中国市場での売り上げ拡大を見込むシリアル事業が業績に貢献する見通し。「フルグラ」の生産拠点として、前期に稼働した北海道工場内の製造ラインに続き、夏には京都工場内の新ラインが稼働する予定。

１８年３月期連結業績は、売上高２５１５億７５００万円（前の期比０．３％減）、営業利益２６８億２８００万円（同７．０％減）、純利益１７３億３０００万円（同６．８％減）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）