フジミインコが続急伸、19年3月期は増収増益で17円増配を見込む

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2018年5月14日 10時11分

フジミインコーポレーテッド<5384>が続急伸し、一時、前週末比340円(14.5%)高の2678円まで買われている。11日取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高365億円(前期比2.0%増)、営業利益51億円(同4.7%増)、純利益39億円(同29.5%増)と増収増益を見込み、年間配当を前期比17円増の80円と予定していることが好感されている。

半導体業界が足もとで好調に推移していることを受けて、ラッピング材やポリシリング材などシリコンウエハー向け製品が伸長する見通し。また、メモリデバイス向け製品需要の増加で、CMP向け製品も伸長が見込まれ、これらが業績を牽引する。

なお、18年3月期決算は、売上高357億8800万円(前の期比8.1%増)、営業利益48億7200万円(同13.9%増)、純利益30億1100万円(同10.1%減)だった。

同時に、出資先であるディーピーエス(京都市西京区)と、高純度シリカモノリスパウダーを充填材として用いた逆相用フラッシュカラムカートリッジなどの製造販売に関して、協業すると発表しており、これも好材料視されているようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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