タカラバイオが大幅続伸、19年3月期は40%営業増益で1円50銭増配へ
タカラバイオ<4974>が大幅続伸となっている。前週末11日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高368億円(前期比13.9%増)、営業利益50億円(同40.6%増)、純利益31億円(同32.8%増)と大幅増益を見込み、年間配当を前期比1円50銭増の6円を予定していることが好感されている。
足もとで主力のバイオ産業支援事業が堅調に推移していることに加えて、大塚製薬(東京都千代田区)とのNY-ESO-1・siTCR遺伝子治療薬およびCD19・CAR遺伝子治療薬に関する共同開発・独占販売契約にかかる対価料収入などを反映したという。
なお、18年3月期決算は、売上高323億1200万円(前の期比10.0%増)、営業利益35億5500万円(同11.0%増)、純利益23億3500万円(同72.6%増)だった。
また同時に、20年3月期を最終年度とする中期計画について、最終年度の営業利益目標を40億円から60億円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)