乾汽船がS高、海運市況が回復し19年3月期営業利益2.5倍で年間配当を22円増配へ

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2018年5月14日 11時11分

乾汽船<9308>がストップ高の1009円まで買われ、年初来高値を更新している。11日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高221億600万円(前期比7.5%増)、営業利益20億6900万円(同2.5倍)、純利益29億1100万円(同60.0%増)と大幅増益を見込み、年間配当は前期比22円増の46円を計画していることが買い材料視されている。

主力の外航海運事業は、堅調な荷動きを背景に、スモールハンディ船の市況回復が継続し、前期を上回る水準で推移する見通し。また、不動産事業は賃貸市場の回復で既存賃貸物件が高稼働し、利益を確保する。

なお、18年3月期連結業績は、売上高205億7400万円(前の期比15.0%増)、営業利益8億2600万円(前の期21億7900万円の赤字)、純利益18億2000万円(同8億8000万円の赤字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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