IBJ---1Q増収、婚活事業・ライフデザイン事業ともに増加。人材と出店の投資に注力。

材料
2018年5月14日 19時25分

IBJ<6071>は11日、2018年12月期第1四半期(18年1月-3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.9%増の24.57億円、営業利益は同4.2%減の3.27億円、経常利益は同5.8%減の3.25億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同3.8%減の2.15億円となった。利益面で減益となったのは、売上高に寄与する人材及び出店等の積極的な投資を行ったためである。

婚活事業の売上高は前年同期比6.1%増の14.14億円、セグメント利益は同2.1%減の5.84億円となった。コーポレート事業では日本結婚相談所連盟の会員向けアプリ「IBJお見合いシステム(お見合い管理システム)」の機能及び連盟本部事務局機能の増強等により、加盟相談所数は同22.4%増の1,691社となった。FC事業は、加盟店開拓による直営未出店地域での婚活インフラの増強など、加盟店数の拡大を図る。コミュニティ事業は、婚シェルによる担当制をスタートするとともに、婚活色をより強めることで婚活サイトの機能拡充によって新規会員の獲得を強化し、登録会員数の減少に歯止めをかける。イベント事業は、なんば、上野、大名古屋出店などに加えて自社会場企画と開催本数の拡充、外部会場開催の企画型イベントへの取り組み、PARTY☆PARTYアプリのリリースなど動員数増加につながる施策を展開。季節性はあるが動員数は上昇トレンドにあり、今期の成長に期待がもてる滑り出しとなった。ラウンジ事業は、成婚者数352名と大きく伸長した。婚活アドバイザー及びカウンセラースタッフの拡充と、育成専門部署によるスキルアップ(成婚の育み方)研修の計画的実施など、定員制ラウンジのクオリティ強化による入会数及び成婚数の増加に取り組んだことが奏功した。

ライフデザイン事業の売上高は同3.2%増の10.42億円、セグメント利益は同172.3%増の0.27億円となった。ウェディング事業は提携式場数の拡充及び式場送客において順調に推移した。旅行事業は、中南米、北米、北欧などのパッケージツアーを企画し、大手旅行代理店へのツアー提供やオーダーメイド旅行のアレンジなどに継続的に取り組んだ。

2018年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比12.2%増の106.2億円、営業利益は同17.2%増の17.5億円、経常利益は同17.1%増の17.49億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.9%増の11.80億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.