NY為替:米中通商協議進展への期待でドル買い強まる

通貨
2018年5月15日 6時03分

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円42銭まで下落後、109円67銭まで上昇し、109円65銭で引けた。米中貿易摩擦への懸念が後退し、リスク選好の円売りが優勢となった。米国債10年債利回りが再び3%を目指す展開となったためドル買いが再燃した。また、トランプ大統領は米制裁で苦境に陥る中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)が早急に事業に復帰できるよう、譲歩に向けて周国家主席と協力していると言及し、米中通商協議の進展が期待されたこともドル買い材料となった。

ユーロ・ドルは、1.1996ドルから1.1927ドルまで下落し、1.1927ドルで引けた。イタリアの連立政権樹立が遅れるとの思惑でユーロは反落。ユーロ・円は、131円37銭まで上昇後、130円77銭へ反落。ポンド・ドルは、1.3608ドルまで上昇後、1.3555ドルまで反落した。ドル・スイスは、0.9958フランへ下落後、1.0006フランまで反発した。

《MK》

提供:フィスコ

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