サイバーリンクス---1Qは売上高が24.55億円、ITクラウド事業の定常収入が増加

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2018年5月15日 8時30分

サイバーリンクス<3683>は11日、2017年12月期第1四半期(2018年1~3月)決算を発表した。売上高が前年同期比9.0%減の24.55億円、営業利益が同75.9%減の0.61億円、経常利益が同75.9%減の0.62億円、四半期純利益が同77.6%減の0.37億円となった。

上期及び通期の会社計画に対し、ほぼ計画通りに進捗しているようだ。

セグメント別では、ITクラウド事業は、主力サービスである流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」を始めとするクラウドサービスの提供拡大により、定常収入が増加した。他方、システムの導入、カスタマイズ等のスポット案件に係る売上が減少し、@rms次期バージョンの開発投資にかかるソフトウェア償却や、AI等にかかる研究開発投資が増加したため、流通業向けクラウドサービス分野は、売上高、利益ともに、前年同期を下回った。

官公庁向けクラウドサービス分野も、定常収入が増加したが、機器売上や工事案件が減少したことにより、売上高、利益ともに、前年同期を下回った。

モバイルネットワーク事業は、スマートフォンの販売台数が前年同期に比べて増加した一方、フィーチャーフォンの販売台数は減少傾向が続き、携帯電話端末全体の販売台数は前年同期を下回った。また、販売台数に占める低価格端末の割合が前年同期に比べて高くなった。他方、ドコモ光(NTTドコモが提供するブロードバンドサービス)獲得等の重点目標達成によるキャリアからのインセンティブ収入は前年同期を下回った。これらにより、売上高、利益ともに、前年同期を下回った。

2018年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.6%増の99.57億円、営業利益が同4.3%増の6.02億円、経常利益が同0.1%増の6.10億円、当期純利益が同41.1%増の3.55億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

提供:フィスコ

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