大末建が続急騰、今期経常は51%増益へ

材料
2018年5月15日 9時34分

大末建設 <1814> が続急騰し、年初来高値を更新した。14日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比36.9%減の26.2億円に落ち込んだが、続く19年3月期は前期比51.0%増の39.7億円にV字回復する見通しとなったことが買い材料視された。

今期は高水準な繰越工事高を背景に、売上高が回復し29.9%の大幅増収を見込む。マンション事業で安定的な収益を確保しながら、建設・リニューアル事業の強化を進める方針だ。前日終値ベースの予想PERが5.9倍→4.0倍に低下し、割安感がさらに強まったことも支援材料となった。

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