東芝が後場一段高、19年3月期33%最終増益見通しと債務超過解消を好感

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2018年5月15日 13時56分

東芝<6502>が後場一段高となっている。前引け後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高3兆6000億円(前期比8.8%減)、営業利益700億円(同9.3%増)、最終利益1兆700億円(同33.1%増)と増益を見込んでいることが好感されている。

ランディス・ギア・グループや映像事業の連結除外の影響や、想定為替レートを1ドル=100円(18年3月期106円)としたことによる為替の影響で減収を見込むものの、エネルギーシステム事業の営業黒字転換やメモリ事業の売却などで最終大幅増益を見込んでいる。なお、メモリ事業に関しては、第1四半期は非継続事業損益、第2四半期以降は持ち分法損益と仮定しているという。

なお、18年3月期連結決算は売上高3兆9475億9600万円(前の期比2.4%減)、営業利益640億7000万円(同21.9%減)、最終損益8040億1100万円の黒字(前の期9656億6300万円の赤字)だった。また、18年3月期において債務超過を解消しており、これも好感されているようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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