話題株ピックアップ【夕刊】(1):加藤製、弁護士COM、ラクス

注目
2018年5月15日 15時17分

■日東工業 <6651>  2,231円  +377 円 (+20.3%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ

14日に決算を発表。「今期経常は23%増益へ」が好感された。日東工業 <6651> が5月14日大引け後(15:20)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比12.1%減の56.2億円になったが、19年3月期は前期比22.7%増の69億円に拡大する見通しとなった。

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■加藤製作所 <6390>  3,105円  +498 円 (+19.1%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位

加藤製作所<6390>が一時ストップ高まで買われた。14日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高900億円(前期比3.5%増)、営業利益45億円(同2.1倍)、純利益28億円(同7.7%減)を見込み、年間配当は前期比15円増の95円を予定していることが好感された。国内は、大都市圏での建設投資好調を受けて、クレーン・ショベルともに前年並みの需要を見込む。一方、海外では中国でのショベル需要の増加に加えて、アジア向けクレーンや北米向けクローラキャリアの需要の増加が見込まれ、これらが業績を牽引する見通しだ。なお、18年3月期決算は、売上高869億7400万円(前の期比15.3%増)、営業利益21億4300万円(同16.1%減)、純利益30億3300万円(同62.8%減)だった。

■弁護士ドットコム <6027>  2,058円  +240 円 (+13.2%)  本日終値

弁護士ドットコム<6027>が大幅続伸。同社が14日発表した18年3月期の連結営業利益は前の期比23.6%増の5億300万円と好調だった。19年3月期の同利益も前期比1.3%増の5億1000万円と最高益更新が見込まれている。また、同社はシンガポールでICTサービスの販売代理を行う「Cuny’s Global」社と販売代理店契約を締結し、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」の拡販を行うことを発表。クラウドサインの導入企業数は2万社を突破し世界34カ国で利用されているが、今回の提携で海外展開が一段と進むことが期待される。さらに、税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」は不動産ソリューションサービスを展開するグローバル・リンク・マネジメント<3486>と業務提携契約することも明らかにしている。

■寿スピリッツ <2222>  5,750円  +560 円 (+10.8%)  本日終値  東証1部 上昇率8位

14日に決算を発表。「今期経常は16%増で4期連続最高益更新へ」が好感された。寿スピリッツ <2222> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比29.5%増の50.4億円になり、19年3月期も前期比15.9%増の58.5億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、4期連続増益になる。

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■ウェルビー <6556>  1,328円  +123 円 (+10.2%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は24%増で6期連続最高益更新へ」が好感された。ウェルビー <6556> [東証M] が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の経常利益(非連結)は前の期比94.0%増の10.4億円に拡大し、19年3月期も前期比23.9%増の12.9億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、増益になる。

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■G-7ホールディングス <7508>  2,800円  +237 円 (+9.3%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は20%増で4期連続最高益、前期配当を16円増額・今期は4円増配へ」が好感された。G-7ホールディングス <7508> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比12.5%増の45.6億円になり、19年3月期も前期比20.4%増の55億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。21期連続増収、4期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を50円→66円(前の期は53円)に増額し、今期も前期比4円増の70円に増配する方針とした。

⇒⇒G-7ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■マースエンジニアリング <6419>  2,743円  +232 円 (+9.2%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は33%増益へ」が好感された。マースエンジニアリング <6419> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比18.3%減の38.3億円になったが、19年3月期は前期比33.0%増の51億円に拡大する見通しとなった。

⇒⇒マースエンジニアリングの詳しい業績推移表を見る

■大紀アルミニウム工業所 <5702>  829円  +65 円 (+8.5%)  本日終値

大紀アルミニウム工業所<5702>が急伸。同社はきょう午前11時に、19年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は71億5000万円(前期比4.2%増)を見込み、年間配当計画は前期比7円増配の25円(普通配20円、設立70周年記念配5円)としていることが買い手掛かりとなったようだ。売上高は2133億円(同14.9%増)を予想。大手需要先である自動車メーカーの回復傾向が追い風になるとみているほか、需要が拡大しているASEAN(東南アジア諸国連合)地域への展開を図るとしている。

■ラクス <3923>  1,722円  +124 円 (+7.8%)  本日終値

ラクス <3923> [東証M] が急反発。14日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比28.3%増の12.4億円で着地。続く19年3月期は前期比10.3%増の13.7億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。前期は主力のクラウド事業で経費精算システム「楽楽精算」の高成長が続いたうえ、メール管理システム「メールディーラー」などの受注も伸びた。今期は「楽楽精算」を中心に営業人員の増員やマーケティングを強化し、31.5%の大幅増収を見込む。ただ成長投資の継続やM&Aに伴うのれん償却額の影響で経常利益の伸び率は鈍化する見通しである。併せて、今期の年間配当は4.15円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は43.1%増配とする方針としたことも支援材料となった。

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