プロスペクト---18/3期は売上高が119.27億円、事業ポートフォリオの拡充に注力

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2018年5月16日 16時09分

プロスペクト<3528>は15日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比15.7%減の119.27億円、営業損失が13.54億円(前期は0.43億円の損失)、経常損失が9.09億円(同5.16億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純利益が同252.0%増の17.20億円となった。

注文住宅事業、投資顧問業および建設業など、主力であるマンション分譲事業単一事業からの脱却を図るべく事業分野を拡大すると共に、海外不動産事業、クリーンエネルギーである太陽光発電やバイオマス燃料の製造工場建設に係る共同出資等、再生可能エネルギー事業の推進により、事業ポートフォリオの拡充に取り組んだ。さらに、創立80周年を迎えた2018年3月期は、ロンドン証券取引所に上場するThe Prospect Japan Fund Limitedを子会社化し、将来の更なる成長を目指すための財務基盤を強化した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、開示していない。同社は、事業多角化戦略としてM&Aを積極採用しており、また重要なセグメントの一つとしてアセットマネジメント事業を展開している。これらは経済情勢や市場環境の変動による影響を大きく受ける傾向にあり、通常の業績を適正に予想し開示することが極めて困難なため非開示としている。

《MW》

提供:フィスコ

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