ハピネット---第8次中期経営計画を発表、「Shinka2020」を掲げ2021年3月期に過去最高益更新を狙う

材料
2018年5月16日 17時42分

ハピネット<7552>は16日、2021年3月期での過去最高益の更新を目指した第8次中期経営計画を発表した。2021年3月期の計画は売上高2,300億円、営業利益58億円、経常利益56億円、経常利益率2.43%。2018年3月期までの第7次中期経営計画に続くもので、これまでの取り組みをさらに強化し、収益性・生産性の向上を図る方針である。また、エンタテインメントを軸としつつも、既存事業領域にとらわれない、様々なマーケットニーズに応える新規事業の研究・開発に取り組んでいくとしている。

今回の中計では「Shinka2020」というスローガンを掲げ、ビジネススタイルのShinka(進化・深化・真価)による企業価値向上を目指し、次の3つの基本戦略を実践することで計画の達成を実現する考えだ。1つは、流通事業をShinkaさせ、更なる成長を図る戦略。2つめは、ビジネスネットワークを創出し、メーカー事業を強化する戦略。最後に、新規事業に積極的に挑戦する戦略である。

事業別のShinkaについては、玩具事業は取引先との戦略的パートナーシップを「深化」させ、流通シェアを拡大する。映像音楽事業では、流通ビジネスモデルの革新、メーカー事業の強化、事業領域拡大への挑戦により、事業の「進化」を図る。ビデオゲーム事業では、収益モデルの転換を図るため、外部パートナーとの連携を強化し、ビジネスモデルを「深化」させる。またアミューズメント事業については、新たな需要の創出とオペレーションスタイルの「進化」で、事業基盤を強化・拡充する。

また、第8次中計より先の将来的ビジョンとして、エンタテインメント商材の総合プロデュース企業となることを掲げている。安定的に利益を出すことによりROEの継続的向上を図り、エンタテインメント企業としての「真価」を伴う企業として価値向上を目指していくとしている。

《MW》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.