ビューティ花壇---3Q各利益が黒字転換、生花祭壇事業は営業利益が64.7%増

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2018年5月17日 13時34分

ビューティ花壇<3041>は15日、2018年6月期第3四半期(17年7月-18年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.9%減の42.56億円、営業利益が0.79億円(前年同期は0.07億円の損失)、経常利益が0.87億円(同0.21億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.50億円(同0.35億円の損失)だった。

生花祭壇事業の売上高は、前年同期比3.7%増の25.40億円と、第3四半期累計期間としては過去最高となった。強みである機動力や顧客ニーズへの対応力を活かした各施策を実行し、一定の効果が顕在化した労務比率の改善に続き、仕入原価の更なるスリム化等にも取り組み、営業利益は同64.7%増の4.43億円となった。

生花卸売事業は、子会社のマイ・サクセスにおいて、これまで進めていた業務効率化に加え、同社グループとしての更なる競争力強化を図っており、奏功の兆しは見え始めたが、なお顕在化までには至らず、売上高は前年同期比4.1%減の11.70億円となった。前期に引き続き、従来の生花卸売事業(国内流通)と生花祭壇事業とのシナジー追求を図りながら抜本的な物流体系の改革へ向けた取り組みにも注力し、営業利益は0.24億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。

ブライダル装花事業の売上高は、前期に発生した取引先の倒産の影響により、前年同期比26.5%減の2.52億円となった。子会社のOneFlowerでは、東京・関西・九州エリアにおける新規顧客獲得と商圏拡大、リテール部門での更なる売上増、及び販管費の圧縮・効率化策を実施したものの、取引先倒産の影響をカバーするには至らず、営業損失は0.06億円(前年同期は0.31億円の利益)となった。

2018年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の57.48億円、営業利益が1.42億円、経常利益が1.37億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.96億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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