10万円以下で買える、3期連続増益&低PER「お宝候補」19社【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2018年5月25日 19時30分

上場企業の売買単位引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業でも436銘柄が最低投資金額が10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期に経常利益が3期以上連続で増加を見込み、かつ予想PERが低く割安感の強い銘柄に注目してみた。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が3期以上連続で増加を見込む、(3)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」19社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは25日現在)

なお、27日(日)16時に「10万円以下で買える、3期連続増益&低PER「お宝候補」【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資   増益   ┌経常利益┐   予想

コード 銘柄       金額 連続期数  増益率  今期   PER

<5703> 日軽金HD    26000    6    5.0  31000   8.0

<4651> サニックス    32700    4    106  2100   9.7

<1873> 日本ハウス    57900    3   33.6  5500   7.4

<7247> ミクニ      62900    3    0.7  4100   8.3

<7987> ナカバヤシ    70100    6    7.1  3170   9.9

<8892> 日エスコン    72200    7   45.3  8700   8.2

<5702> 大紀ア      73900    6    1.7  6710   6.4

<6210> 洋機械      75200    3   12.7  2400   9.1

<5803> フジクラ     75600    6    8.4  37000   9.4

<7241> フタバ      80600    3    2.2  11200   8.1

<3284> フージャース   82000    3   15.3  8000   9.1

<3271> グローバル社   83500    3   82.2  2665   6.3

<9896> JKHD     87700    3    3.3  5000   9.0

<2424> ブラス      87800    3   12.0   887   9.4

<4410> ハリマ化成G   90500    4   12.3  4500   8.0

<7438> コンドー     95800    9    4.9  3833   9.8

<3023> ラサ商事     96600    5    7.0  2200   7.7

<3280> エストラスト   98000    11   18.9  1240   7.5

<8860> フジ住      98200    4    5.9  6500   8.1

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。

※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

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