本日注目すべき【好決算】銘柄 東海カ、DyDo、アンビション (28日大引け後 発表分)
28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
東海カ <5301> ★今期最終最高益予想を47%上方修正
◆18年12月期の連結最終利益を従来予想の468億円→686億円に46.6%上方修正。増益率が4.0倍→5.8倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。持分法適用関連会社の韓国東海カーボンの株式を追加取得し連結子会社化することに伴い、段階取得に係る差益として約220億円を計上することが最終利益を押し上げる。
DyDo <2590> ★2-4月期(1Q)経常は7億円の黒字に浮上
◆19年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は7.1億円の黒字(前年同期は0.5億円の赤字)に浮上して着地。第1四半期としては4年ぶりの黒字となる。国内飲料事業は販売数量が減少したものの、自販機にかかる固定費低減や広告販促の実施時期の差異などで吸収し、大幅増益を達成。利益率の高いミネラルウォーターが好調だったトルコ飲料事業も黒字浮上に貢献した。
アンビション <3300> [東証M] ★今期最高益予想を84%上乗せ
◆18年6月期の連結経常利益を従来予想の5.3億円→9.8億円に83.6%上方修正。増益率が2.0倍→3.7倍に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。プロパティマネジメント事業におけるサブリース管理戸数の増加や想定を上回る高水準な入居率が収益を押し上げる。インベスト事業で新規物件の申し込みが早期に完了したことやIT化推進による業務効率化などで、販管費が減少することも上振れの要因となる。
株探ニュース