ニチコンが6日ぶり反発、国内有力証券が目標株価を引き上げ

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2018年5月29日 12時40分

ニチコン<6996>が6日ぶりに反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が28日付で、投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を1350円から1600円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。

同証券によると、19年3月期営業利益(62億円)は、円高や減価償却費増などのマイナス要素を織り込み会社予想では前期比横ばいだが、為替動向や価格条件好転を考慮すれば保守的と判断。アルミ電解コンデンサは、車載で導電性ポリマー品を含めた小型チップ品、産機ではFAで使用するサーボモータ向け製品、白物家電でもインバータ向け大型品の需要が安定的に増加。19年3月期はチップ品の生産能力の前期比10%増強に加え、大型品もマレーシア工場にて増強する計画である一方、箔の調達不足に関するリスクにも現状では小さいと判断しており、同証券では営業利益予想を68億円から69億円へ引き上げている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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