スマバが急反発、株式分割と東証2部市場変更、配当増額を好感
スマートバリュー <9417> [JQ]が急反発。1日大引け後、6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
同日、東証が同社を22日付で東証2部へ市場変更することを明らかにした。これを受け、東証2部上場と創業90周年記念配当3.75円を上積みする形で、18年6月期の期末一括配当を従来計画の6.25円→10円に大幅増額修正したことも支援材料となった。
一方、50万株の公募増資と上限10万8400株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主による22万3000株の株式売り出しを行うと発表したが、こちらへの反応は限定的だった。
株探ニュース