外為サマリー:1ドル110円30銭前後へ下落、米中貿易摩擦を懸念

通貨
2018年6月14日 10時37分

14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円29銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高で推移している。

米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げが実施されるとともに、年内あと2回、合計4回の利上げを行うことが示唆された。また、米中の貿易摩擦への懸念が高まったことも売り要因となった。米ウォールストリート・ジャーナルが電子版で、トランプ政権が中国からの輸入品への追加関税を早ければ15日にも発動する可能性があると報じたことが懸念された。

この日の早朝の午前7時過ぎに110円08銭まで下落。午前9時過ぎには110円20銭台で推移しているが、今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会が注目されているほか、米中貿易摩擦の懸念を意識しドルは上値の重い展開となっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1795ドル前後と同0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=130円10銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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