NY為替:ドル強含み、パウエルFRB議長は利上げ継続を示唆

通貨
2018年6月21日 6時12分

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円95銭から110円45銭まで上昇し、110円36銭で引けた。パウエルFRB議長がECBフォーラムで、「米国経済は非常に良好、インフレもFRBの目標である2%に近づいた」、「緩やかな利上げ継続の根拠が強い」とさらなる利上げを示唆したことから、米10年債利回り上昇に伴うドル買いが一段と強まった。

ユーロ・ドルは、1.1600ドルまで上昇後、1.1567ドルまで反落し、1.1575ドルで引けた。ユーロ・円は、127円31銭から127円94銭まで上昇した。リスク警戒感が緩和し、円買いが後退。ポンド・ドルは、1.3171ドルから1.3216ドルまで上昇。欧州連合(EU)離脱交渉で、議会が介入する権限を拡大する法案を英下院が否決した。メイ首相の政治的立場はひとまず確保されたことで、政局不安を受けたポンド売りは後退。ドル・スイスは、0.9937フランへ下落後、0.9970フランまで反発した。

《MK》

提供:フィスコ

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