米国株見通し:OPEC総会の決定に注目

市況
2018年6月22日 18時34分

S&P500先物  2765.25(+12.75) (18:05現在)

ナスダック100先物  7264.00(+26.25) (18:05現在)

18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物も116ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は0.70ドルほど上昇。こうした流れを受け、22日の米株式市場は買い先行で始まるとみられる。

EUの対米報復関税は本日から発動されることになり、貿易摩擦懸念が引き続き相場の重しとなる。NY原油先物については、本日開催されているOPEC総会の動向を見守る状況だが、イランが増産に否定的な姿勢を示しているとされ、買いになっている。サウジアラビア増産案で決着すれば、さらに利益確定的な買い戻しもみられようが、再び上値が重くなって売りが優勢になると考えられる。

本日発表となる米経済指標は、6月製造業PMI速報値やサービス業PMI速報値で、前回からやや低下すると予想されており、株高・長期金利上昇にはつながりにくいとみられる。

《KK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.