サークルが自動「サークルトレード」立ち上げ、機関投資家の参入本格化へ【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年6月26日 3時20分

ヘッジファンド、サークルは26日、自動ディジタル通貨トレーディングプラットフォーム「サークルトレード」の立ち上げを発表した。これで、投資家は、高頻度取引が可能になるほか、人を介さずにオーダーを修正できる。

サークルの創設者で最高経営責任者(CEO)のジェレミー・アレール氏は、CNBCの電話インタビューで、「5月は仮想通貨にとり、チャレンジングな月となったにもかかわらず、機関投資家サイドの新規顧客が急速に増えた」と語った。

新たな機関投資家の顧客は月ベースで30%の伸びを示したという。機関投資家による1日あたりの取引量は前年に比べ15倍になったとした。今まで、サークルの顧客は、取引の際、自動ではなく、セールス担当者に直接にオーダーを置く、または取引をするマ二ュアルな方法での取引を強いられていたという。

サークルはおおよそ毎月20億ドルの取引がある。一部のビットコイン専門家は機関投資家の参入が仮想通貨市場を支えると期待している。5月のビットコイン価格はおおよそ20%下落。

サークルはゴールドマン・サックスのほか、中国インターネット検索エンジン大手バイドゥも出資して経営をサポート。ブロックチェーン(分散型デジタル台帳)技術を利用し仮想通貨の取引を可能にする分散型P2P取引を運営している米モバイル決済大手。2月には仮想通貨取引所のPoloniexを買収した。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.