東京株式(寄り付き)=続落スタート、貿易摩擦懸念を背景とした米株急落を嫌気

市況
2018年6月26日 9時05分

26日の東京株式市場は大きく売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比177円安の2万2160円と続落。

米中間の貿易摩擦問題が一段と警戒されており、前日の米国株市場ではNYダウが一時約500ドルの下げを見せるなど波乱展開となり、大引けも328ドル安と急落、これを受けて東京市場でも広範囲にリスク回避の売りがかさんでいる。トランプ米政権が中国による知的財産権侵害への対策として、中国資本が25%以上の企業を対象に対米投資を制限することを検討していると伝わったことなどが株安の引き金となっている。ただ、外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移と、足もとはドルが買い戻されそれほど円高には傾いておらず、輸出株など大きく下値に突っ込む場面では買い戻しや押し目買いが入る可能性もある。

寄り付き時点で業種別では33業種中、5業種が高く、値上がりは水産、電力ガス、医薬品、食料品、繊維。一方、値下がりで目立つのは石油、金属製品、証券、海運、ガラス土石など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.