オーストラリア準備銀、BTC、魅力的な発展もリスク大きいとの見解【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年6月27日 6時30分

オーストラリア準備銀行(中央銀行)の支払い政策部門の幹部、トニー・リチャード氏はビットコインが「魅力的な発展を遂げており称賛に値する」としながらも、「マネー」ではなく、かなりリスクのある投資だと訴えた。シドニーモーニングヘラルド紙が伝えた。

ビットコインや他の仮想通貨は信頼性のある価値の貯蓄としての地位を築いておらず、これが、豪ドルなどの国の通貨と、変動率での違いにつながっていると指摘。ビットコイン保有をしたこともあり、様々な支払い手段を試験してきたエコノミストとして、市内のカフェでもビットコインが利用できることを発見したが、経済や支払いに関して言えば、仮想通貨やブロックチェーンテクノロジーに多くのリスクがあることも認識しているとした。

オーストラリア準備銀行は過去5年間にわたり仮想通貨を分析。現状で、仮想通貨のコミュ二ティーが比較的小規模にとどまっているため、リチャード氏は仮想通貨が主要な懸念を生まず、銀行にとっても著しい脅威にならないと信じているとした。

オーストラリア準備銀行、NZ準備銀行はいまのところ、ディジタル通貨を発行する可能性を除外している。

《KY》

提供:フィスコ

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