日経平均は続落、ハイテク株に押し目拾いの動き/後場の投資戦略

市況
2018年6月28日 12時30分

日経平均 : 22177.58 (-94.19)

TOPIX  : 1722.31 (-9.14)

[後場の投資戦略]

朝方から進行していた円高・ドル安が一服したことで、6月末にかけて年初来安値を割り込む銘柄が散見されていた自動車やハイテク関連銘柄を中心に売り方による買い戻しの動きが見られている。これにより日経平均は22000円近辺での下値の堅さを意識させる格好となった。また、前場のTOPIXがマイナスで終えていることから、後場にかけて日銀のETF買い入れへの思惑が下支えとして期待されるほか、これまで需給面の重しとして意識されていた値がさハイテク株の持ち直しはセンチメントを好転させる可能性もある。

依然として米中貿易摩擦に対する警戒感は根強いなか、自律反発の域を脱するかを見極める必要はあるものの、足元でリスク回避的な流れの中で内需・ディフェンシブ系にシフトしていた資金が、短期的に景気敏感株へと逆流する展開は視野に入れておきたい。(雲宮 祥士)

《AK》

提供:フィスコ

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