NY為替:米国株高を意識してドル強含み

通貨
2018年6月29日 6時28分

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円06銭へ下落後、110円65銭まで上昇し、110円50銭で引けた。米国の1-3月期国内総生産(GDP)確定値が下方修正されたため、景気への楽観的見方は後退しドル売りが優勢となった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)による米銀対象のストレステストの結果発表を控えて株式相場が上昇に転じたことから、ドル買い・円売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1600ドルから1.1551ドルまで下落し、1.1568ドルで引けた。欧州連合(EU)サミットへの警戒感にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、127円32銭まで下落後、127円92銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3050ドルへ下落後、1.3109ドルまで上昇した。英国の欧州連合(EU)離脱が景気に影響を与えるとの懸念がポンド売りを促す要因となったが、英中央銀行のホールデン氏のタカ派発言で下げ止まった。ドル・スイスは、0.9991フランから0.9960フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

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