NY為替:米中貿易摩擦深刻化への懸念高まる

通貨
2018年7月4日 6時30分

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円84銭から110円51銭まで反落し、110円58銭で引けた。中国人民銀行による人民元防衛目的の口先介入を意識したドル売りが観測された。また、中国の裁判所が米半導体メーカーであるマイクロン・テクノロジーの販売差し止めの仮命令を出したとの報道を受けて貿易摩擦深刻化への警戒感が高まり、ドル売りやリスク回避の円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1667ドルから1.1642ドルまで下落し、1.1658ドルで引けた。ドイツ連立政権への警戒感が後退し、ユーロ買いが優勢になったものの、欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事によるハト派発言を受けたユーロ売りが観測されており、ユーロは伸び悩んだ。ユーロ・円は、129円30銭から128円73銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.3207ドルから1.3157ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9934フランから0.9916フランへ下落した。

《MK》

提供:フィスコ

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