東京為替:ドル・円は下げ渋り、売り一服後はやや値を戻す展開

通貨
2018年7月4日 12時09分

4日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。日本株安を背景に円買いに振れたが、ドルは下げ一服後にやや値を戻す展開となった。

ドル・円は、朝方は110円半ばでもみあっていたが、日経平均株価の弱含みを受け円買い方向に振れ、ドルは一時110円20

銭台まで値を下げた。上海総合指数の軟調地合いも円買いを支援した。

ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小しており、目先の日本株反転への期待から円買いは後退しつつある。また、前日同様、上海総合指数がプラス圏に切り返す展開となればドルの買戻しが見込まれる。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円28銭から110円61銭、ユーロ・円は128円70銭から128円96銭、ユーロ・ドルは1.1655ドルから

1.1678ドルで推移した。

【要人発言】

・藩功勝中国人民銀副総裁

「人民元建てパンダ債の発行ルールを明確化するための指針を発表する予定」

・原田日銀審議委員

「金利引き上げなら債券価格と株価の下落、円高で企業の経営が悪化し、信用コストの増大で金融機関は大きな打撃」

【経済指標】

・豪・5月貿易収支:+8.27億豪ドル(予想:+12.00億豪ドル、4月:+9.77億豪ドル)

・豪・5月小売売上高:前月比+0.4%(予想:+0.3%、4月:+0.5%←+0.4%)

・中・6月財新サービス業PMI:53.9(予想:52.7、5月:52.9)

《MK》

提供:フィスコ

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