NY株式:NYダウは224ドル高、主要企業決算への期待が広がる

市況
2018年7月13日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は224.44ドル高の24924.89、ナスダックは107.30ポイント高の7823.92で取引を終了した。トランプ政権による中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)への制裁解除を受けて、米中貿易摩擦への警戒感が後退し、買いが先行。昨日の下落を受けた買い戻しや、4-6月期決算発表への期待から、終日堅調推移となった。セクター別では、ソフトウェア・サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。

ソフトウェアのCAテクノロジーズ(CA)は、半導体のブロードコム(AVGO)との買収合意を受けて大幅上昇。米中貿易摩擦への懸念がやや後退し、携帯端末のアップル(AAPL)やソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)などのハイテク企業に加えて、中国による報復措置の影響が大きい航空機メーカーのボーイング(BA)や建設機械のキャタピラー(CAT)が買い戻された。航空大手のデルタ航空(DAL)は、決算内容が好感され堅調推移。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、ゴールドマンサックスが同社のフェイクアカウントへの取り組みを評価し上昇した。

明日は、大手行のウェルズ・ファーゴ(WFC)、JPモルガンチェース(JPM)、シティグループ(C)の発表が予定されている。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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