<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2018年7月13日

市況
2018年7月13日 17時17分

今週の日経平均終値は22597円35銭、前週末比809円21銭高でした。

日経平均は4週ぶりの上げとなりましたが、今週の上げ幅800円超は直近2週間の下げ幅を十分に埋めており、目先の底打ちを示唆するに十分な形となっています。結局、下値は52週移動平均線に守られた格好となっており長期上昇基調は維持。13週移動平均線、26週移動平均線上をわずか1週で回復したわけですから深刻な調整ではなかったことになっています。米中貿易摩擦は基本的にはマイナス要因ですが、現状ではまだ想定したほど悪影響は広がっておらず杞憂に終わっている段階。市場は先行して理想売りしてしまいましたが、足元では逆に良好な4-6月企業決算が出始めたことで急遽踏み上げ的な切り返しが起きている状況です。日経平均にとっては1ドル=112円台後半まで進んだ円安も追い風となっており、ダブルトップ形成で通常2~3カ月かかる調整はもう終わった可能性が出ています。出来高がまだ少ない上にトピックスのチャートの形も弱いので持続性には多少疑問はつきますが、とりあえず7月相場は上値2万3000円が再び視野に入ったと考えいいでしょう。円相場も1ドル=114円台を目指す流れとみることができます。(ストック・データバンク 編集部)

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